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絆プロジェクトダイジェスト
東日本大震災にて被災した仲間のために
そして被災した人のために
2011.3
未曾有の被害だった2011年3月11日に発生した東日本大震災。多くの尊い命が亡くなりました。また、たくさんの人々が今も苦しんでいます。私たち九州では影響も少なく同じ日本でこんなことが起きているのかと思えるような日々でした。震災からしばらく経過して1枚の画像が届きました。
私達にできることって何だろう
同じ勉強会に参加をしている石巻にある会社の惨状です。瓦礫の中、段ボールで「営業中」と書かれた1枚の画像に震災の被害の大きさに震撼すると共に、そんな惨状の中でも頑張っている仲間の姿に心を打たれました。「私達にできることって何だろう」
被災地で求めているもの
現地ではトラックが足りない。徳に物資を運ぶトラック、そして津波で流された大量のクルマが瓦礫の上にあり復旧の妨げになっている。クルマを移動できるクレーン車両が足りない・・・。そんな被災地の仲間からのメッセージでした。幸い自社で所有しているパワーゲート付きのトラックがある!これを被災地の仲間に!
しかし九州の福岡〜石巻までは1000km以上。また震災で道路も寸断されている中では運搬することさえ出来るのか?丁度、支援物資を運ぶトラックがなく体育館などに支援物資が山積みされている状況をニュースが報道している時期でした。
絆リレープロジェクト開始
そこで全国の仲間に声をかけてお願いをしました。すると本当に多くの仲間から「ぜひ参加させてほしい」という言葉を頂きました。そこでトラックに救援物資を載せてトラックをリレーで石巻まで運ぶ「絆リレープロジェクト」が開始されました。出発地である福岡の我が社をスタートしたトラックは、まずは広島の中継地サコダ車輌まで。サコダ車輌の社長自らハンドルを握り次の中継地の岡山へ。岡山からはハヤシ、京都からはリバティ、福井からは東信自動車、富山からは古城モータース、新潟からは丸山自動車、そして山梨の八幡自動車商会にたどり着き、ゴールである石巻にある阿部勝自動車へ
アンカーの八幡自動車から阿部勝自動車に救援トラックを渡す
絆リレープロジェクト第2弾
第1弾のトラック到着から数日後、クレーンで車両移動が可能なユニック車を知人から買取、絆リレープロジェクト第2弾として被災地へ。出発は第1弾同様に代表白井がドライバーを勤める。中継地の福山からは佐々木輪店、神戸からは松尾モータース、愛知からはサンアイ自動車、長野からはロイヤルオート、新潟からは川内自動車、山形のアンカーは第1弾同様に八幡自動車商会、そして石巻へ。東北道が通行止めや寸断されているために第1弾同様に北陸経由でのリレーとなったが、昼夜問わずに回送してくれた全国の仲間のお陰で2日ほどで石巻まで到着する驚異のスピードだった。
ありがとう・・・ありがとう・・・
全国の仲間が団結し公共の救援物資が届かない中、僅か数日で2台の救援物資搭載のトラックを届けることが出来た快挙にNHKや新聞各社が報道として取り上げてくれたようだ。しかしまだ復興はこれから。ここからは私達は直接的な支援はできない。まだ長い長い道のりだと思う。そんな時に、阿部勝自動車の部長から電話があった。電話越しに聞く石巻の惨状、そして現実。しかしそれでも前を向かって進む勇気を頂いたとの言葉の後は「ありがとう・・・」「ありがとう・・・」その言葉を繰り返すだけでした。その言葉だけで充分でした。私達も「頑張ってください」という言葉しか伝えられませんでした。
前に向かって
それから数ヶ月後・・・
阿部勝自動車の部長がわざわざ、自走で福岡までトラックを返却しに来てくれました。震災後はじめて会った顔には苦労された跡が伺えましたが気持ちは前向きでした。今回の震災で失ったものは計り知れない。しかし前に向かっていくのが生き残ったものの役目。この言葉と笑顔を残してすぐに石巻までとんぼ帰りでした。「まだまだやることがいっぱいあるから!」
そして2011年12月・・・
経営勉強会での総会が都内のホテルで開催されました
その場にて「絆プロジェクト」の感謝状を贈呈して頂けました。予期せぬことでしたので壇上での挨拶はしっかりと伝えられなかったことも多かったので改めて書かせて頂きます。今回の出来事で私達が勇気づけられ、私達も色々な考え方、見方ができるようになった気がします。絆プロジェクトに参加してくださった全国の各企業様、またルート外となったために直接参加は出来なかったけどたくさんのご協力を宣言してくださいました企業様、ならびに手配など後方支援で取りまとめくださいました船井総合研究所オートビジネスチームの皆様に改めて感謝の意ならびにお礼を申し上げたいと思います。私達の考動で阿部勝自動車をはじめ石巻の被災された方々に少しでも役立てたことは幸いです。ありがとうございました。
(一部敬称を省かせて頂きました。ご了承ください)




















